ベースは例年と同じ「会話文の読解」。
設問は(2)だけ変化ありでした。
(1)は本文の①②に合う内容を選ぶ問題。
毎度お馴染みのパターンですな。
まずは前後を読んでみよう!というヤツです。
(2)は《 》に共通する語を書き入れる問題。
これを(2)として独立して出題してくるのは
今までに無かったと思います。
ただ、頭文字を与えられて単語を書く、
というパターンは今までに何度もありましたネ。
品詞もチェックですよー!
(3)は本文の会話の後で
手紙やら会話をしました・・・
というお決まりのパターン。
例年は、(2)みたいに頭文字を与えられ、
1語答えればよかったのだが・・・
今年は適切な1語を考えてうめる問題。
これもやはり前後を読むに尽きる。
もちろん品詞もチェック。
まずは(1)①。
設問の選択肢を日本語にしておきましょ。
ア それは今、歴史博物館として使われている。 イ それは今、Central Stationと呼ばれている。 ウ あなたはバスでそこに着くことができない。 エ あなたは以前、Bluehill Castleを訪れたことがある。本文内、[ ① ]の文に注目。
It was built in the 12th century, and [ ① ]. それは12世紀に建てられ、[ ① ]。これだけだと答えに辿り着けないので、
[ ① ]の後ろの文に注目。
Clothes and other things people used long ago are shown there. 人々が昔使った服や他のものがそこで展示されている。読みにくいっすね。わざとか。笑
主語は
Clothes and other things people used long agoで、
Clothes and other thingsを、
people used long agoが後ろから修飾してます。
long agoは直訳すると「長い前」
=「昔」や「何年も前」と訳すとイイ感じ。
動詞は
are shownなので、受け身ですね。
showは「見せる」という意味から、
ここでは「展示する」と捉えても良いですね。
修飾語として、
there(そこで、そこでは)が使われている。
さて、答えは?
「人々が昔使った服や他ものもが展示されている場所」
ってことですよね!
ということで、アが正解。
(1)②も見ていきましょ。
①と同じく、まずは選択肢を日本語にしておきます。
ア Mt.Rose は Bluehill Castleの近くにある イ Bluehill Castleは500年の歴史を持っている ウ あなたはMt.Roseでひとつの川も見ることができない。 エ あなたはMt.Roseを訪れるのに多くの時間を必要とする。[ ② ]は1文なので、
その前後を通して訳してみましょ。
Maki:あなたは、私たちがそれら2つの場所を同じに訪れられると思いますか。 Amy:いいえ。[ ② ]。もしあなたがMt.Roseに行くなら、あなたは晩に街に戻って来るでしょう。なので、そのお城の後、Cherry Streetに行くのはどうですか。それはそのお城から近いです。Amyさん的に、
同じ日にBluehill CastleとMt. Roseに行くのは
キツそうな印象を持っているようです。
晩に帰ってくるだろう、とも言ってます。
※eveningが指す時間には幅がありますが、
だいたい「夕食を食べてまったりする時間」というイメージです。
このあたりの背景から、
[ ② ]には
「Mt.Roseに行く時間はない」
みたいな内容が入れば良いなと考えて、
エを選びましょう。
大問4(1)はこれでOK!